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脱帽しました。何たる技術力!そのこだわりに商品ページでは全く触れられていない、それどころか「かなり好き嫌いの分かれる…」としています。
しかし、従来の音声作品の枠内で、その表現力の限界を打ち破る挑戦的な作品になっていると思います。そして「どうだ!これがみじんこの本気だ!受け取れ!」と、挑戦されているようにも感じます。
まず、徹底した高音質(闇雲なHi-Fi追求ではない)への挑戦は言うに及ばず。効果音の品質への挑戦。「え?そんな細かい表現を効果音で?」というのが感じ取れるはず。今までもたいがいでしたが。
そして録音方法への挑戦。明らかに性能の劣るバイノーラル(ダミーヘッド)マイクを捨てての囁き、耳舐め、吹きかけ。ダミヘの独擅場だと思われていたであろうところに切り込んで、このリアリティーをこの高音質で!ダミヘを超えたステレオ録音が提供される日も近い?!
そして演技での挑戦。随所でうまい!と思わされますが、書ききれません。端的でわかりやすいのはちゅぱ音でしょうか。先っちょでさんざん焦らされたあと、ずっぽりくわえられる、という変化がうまいこと表現されていて、たまらんですよ。くわえつつしゃべるというのもまた。
それから～、とやってるとキリが無くなりそうなので、派手ではないけれど、今までにない作品となっている本作を手に入れてご自分で確かめてもらいたい。
最後に好みの話ですが、ハイティーンというのは意外と少なかったですよね?多分。本作の声。けっこう好みです。いや、かなり。そして「しょうがないなぁ～」ってのがなぜか異常に好きなので、手を合わせて「ごちそうさまでした」と言いました(笑)。
長すぎて参考にならないかもなレビューですが、ぜひ聴いてもらってギュウギュウに詰め込まれたこだわりに気づいてください。バンザイ!ネオみじんこクオリティー!