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「作曲基礎理論~専門学校のカリキュラムに基づいて~」 へのレビュー
2014年08月15日 rockdreamer さん
このレビューは参考になった x 2人
音楽理論を中途半端に学んできたものです。 お世辞ぬきで、これ以上わかりやすく、また 中級以上の知識まで網羅的に書かれている 本はまずないと思います。 著者が再三書いているように、”すべての調 におけるスケールの記憶”をすっとばさなければ、 難しい箇所は皆無と思います。 また、ドミナントモーションひとつとっても、これ 以上詳しく書いている本はないでしょう。 「属七ではほぼ何をやってもいい」と感覚的に わかったつもりになっているレベル(投稿者含め 音楽愛好家の相当部分では?)から、エンハー モニックを迷いなく記譜できるようになります。 また、コードスケールについても、今までは、即興 演奏以外に特に役立つことはないと思っていた のですが、著者のいう「調性のゆれ」を完全に コントロールするために必要な知識だったという ことをはじめて知りました。 このことを、”さりげなくではなく”、初級者にも 明確にわかりやすく述べた本は初めてではない でしょうか。
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