Rapportera granskning

Project E.L.C様と浅見ゆい様のお馴染み最強タッグ作品です。極力ネタバレ無しレビューをしてみます。

まず耳マッサージ、耳かき、添い寝とフーフー…どれも気持ち良くて癒されます。耳かきは音圧なのか触感まで。
この部分のノウハウは完璧です。

内容です。音の癒しに対して全く癒されさせてくれません。雰囲気は前の作品である”姉妹の掟”の後半トラックをかなりハードにした感じで、CV浅見ゆい様の演出も手伝ってかなり背徳で倒錯なモノです。
リスナーが姉である彼女の家に勘違いして一日前に遊びに行ったら妹に案内されて、姉のベッドに押し倒されてしまったところから始まります。初対面の妹はどういう人なのか全く分からないまま、されるがままにされてしまいます。
リスナー視点でじっくり聴くと、姉からリスナーを奪いたいのではなく、姉の恋人であるリスナーの自尊心や体面を破壊して楽しみたいという欲望と感じます。妹のクラスメイトの男ではなく、肉親である姉の恋人を精神的に壊したいというのが重要なのでしょう。
様々なアプローチ、ジョークやからかい、年下にいいようにされたりと様々な方法で攻めてくるのは堕落への強い誘惑
でした。
ただ話が進むにつれて本当に妹がリスナーを弄びたいのか、
それとも別の意図があったのではないかとも感じられました。それとこの作品は多少の文学や映画に関する知識があるともっと楽しめるかもしれません。

さてここで。
翌日再び彼女(姉妹)の家へ遊びに行くわけですが何が待っているのか。彼女からの叱責か姉妹喧嘩か。一番怖いのは姉妹揃ってリスナーを壊しにクるのか…。

今回はサークル様かなり攻めていますね。それと脚本はかなり苦労したのではないかと思いました。
愛腐館に近いテイストを感じます。
そして浅見ゆい様ファンにはたまらない、欠かせない一作です。