استعراض التقرير

[作品内容]にある通り短編9話によって構成される百合物語です。
肝心な事なのでもう一度言いますが、完全に女×女に終始する単行本です。
女子校が舞台なのもあって、主要登場人物は元よりモブですら雄が一人も出てきません。
また、女子校が舞台なので、制服が映えるピチピチの美少女達が所狭しと活躍します。
いや、女教師が2名混ざっているので厳密ではありませんが、新任教師とのことで上級生の少しお姉さんくらいって所です。
そのお姉さんらしさはモデル然としたスタイルの良さで表現されていて、小柄でロリ気味な少女とカップルになる事で、身長差が際立っています。
流石は女同士というか、流石は学園内恋愛というか、恋人関係が入り組んでいて、正確な人物相関図を把握するのが難しかったのは否定できません。
それと引き換えに、女同士が親友や同級生にも内緒で人目を忍びつつ、心身ともに睦み合う情熱的な恋愛模様がリアルに描かれています。
一方で、上品な言葉使いで上級生をお姉様と慕う、妄想上の女子校らしさが描かれていて百合の花園を堪能できます。
そんな中で、主要登場人物達は演劇部に所属し、劇の稽古の合間に逢引を繰り返し、時にはレオタードでバレーのレッスンをしたり、ドレスを着たりして、若い身体の魅力を存分に見せつけてくれます。
しかし、最大の淫靡さは下半身の描写です。
蜜が滴る下着を脱ぎ捨て、恋人と貝を合わせる肉体美が淫らなんだけど、可憐で良いです。