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「W・TAILS CAT 2」 へのレビュー

バリエーション&ボリュームUP

2015年07月20日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 3人

こういう書き方が許されるのかは分かりませんが、1巻目「W・TAILS CAT」(以下1巻)でレビューが採用され、重複するのも忍びないので"1巻の方で書いた美点は本作でも全て同様に踏襲されている"として省略させていただきます。
その上で付け加える点のみ挙げると、バリエーションの拡充です。

主人公のシリルを主軸に置いた展開は変わらないものの、「対道具」「対女の子」が多かった1巻に比べ、「対雄」「対クリーチャー」が本作ではプラスされています。
「対雄」に関してはスマートな隣人もあればマッチョな軍人もあり、「クリーチャー」とは具体的にはスライム系と思ってもらうのが妥当な生物です。
さらに、1巻にも出ていた先輩イリスや女教官ロンヌが本格的にイリスと絡んで「対女の子」の面も増量した感があります。
そして、女同士だと必然的に「対道具」も活況になり、総じてボリュームアップした印象があります。
てか、作品詳細欄を見ていただければわかる通り実際に本作の方が20ページ近く多いです。

なお、登場人物面での連続性はありますが、ストーリー面での継続性は薄いため、2巻目とは言いつつ1巻目の読了を強いられるような物語性はありません。小話が付いているとはいえ一応「画集」ですし。
ただ、1巻が命中した人なら本作も大当たりする(その逆も然り)内容である事は保証します。

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