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「乳牛少女かおり 第2話」 的鑒賞

オススメ! まずは心から馴染んでいく

2016年02月28日   穂積 先生/女士

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1話の時点で主人公の香織は他の少女達よりも胸が一回り大きく、羨望の眼差しを向けられるものの、本人は価値観の違いに戸惑うばかりでした。
この施設では胸が大きければ大きいほど優秀で、性交は我先に望むほど嬉しい事とされていて、一般社会に復帰したいと願う香織は真逆の環境に置かれている事に気づき始め、周囲との溝を深めてしまう彼女を元気づけようと友人らが奮起するのがこの2話です。
ただ、その友人らはすでの上記の価値観に染まっているため、励まし方は淫行の連続で、価値観の齟齬が埋まらないまま香織は犯され、頭や言葉では拒絶を重ねながらも体の方は歓迎している事を自覚し始める、起承転結で言えば承が7割の転が3割の話だと思います。

[作品内容]の末尾に書かれているように全4話だとして、ここで心の方の転機が訪れたという事は次話では満を持して体の方の転機が期待できる、正に下ごしらえは整った感が有ります。
また、香織を心配して世話を焼く少女らですが、一瞬だけ女の子同士のドス黒い怖さが垣間見え、今後の3人の百合百合しい関係にも注目が高まりました。
辛うじて一般的な少女陵辱はここまで、こっから先は本気(同作者のいつものレベル)で行くと言わんばかりの勢いを感じる内容です。

* 為必填項目)

緣由*