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「わが家は魔法の王国亡命ハーレム」 へのレビュー

急展開と魔法に付いていけない主人公、でもハーレムは嬉しい

2017年05月09日   穂積 さん

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要するに主人公の少年は未採掘油田の魔力版とでも言うべき存在のなのです。
魔力の絶対量が勝敗に直結する疑似戦争によって王座を争う2つの王家があって、どちらも王位継承権の最上位は絶世の美女です。
最初は敗北した方、白を基調とする王女が主人公宅に転がり込みます。
疑似戦争に負けた隠遁先として丁度いいため、莫大な魔力の供給源を得て再起を図るため、一石二鳥を狙っての事です。
その後を追うように、もう一つの王家、黒を基調とする王女も主人公の前に現れます。
つまり隠れた魔力源はどちらの王家にとっても有効、と言うか圧倒的な完勝の切り札になるので、当然ながら争奪戦に発展します。
その過程で、主人公の中の魔力をヒロインに移す方法が肉体的接触だと明かされ、実践も交えて証明されるのです。
軽いスキンシップ程度でもいいらしいものの、一番効果的なのは本番だそうで、若干のビッチ臭が漂う白の女王はもちろん、男性恐怖症気味だった黒の女王まで主人公の股間に迫ります。
主人公は基本的に善人で、初の本番を恐れる女の子に気後れしたり、急すぎる王女達の登場や魔法の存在に付いていけなかったり、読者の投影先としては悪くない人間味を持っています。
一方で、ヒロイン達は白黒両陣営が火花を散らしているのも手伝って、少し強引すぎるくらいの主人公に体を重ね、サキュバスなの?ってくらい積極的です。
でも、一部を除いて王家の娘としての義務感や使命感がHに対する意気込みの中に垣間見えて、懸命だからこそ断りづらい雰囲気が感じられます。
無論、唐突さの困惑以外は断る理由なんて皆無な美女だらけなので、男冥利に尽きる幸せな展開です。
また、物語が進むと少女らは主人公の善人ぶりに好意を持ち始め、しっかりと愛を実感できるハーレムHが完成し、幸福な我が世の春が気持ち良いです。

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