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「歩き巫女九尾」 的鑒賞
2017年01月11日 穂積 先生/女士
このレビューは参考になった x 3人
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こういう戦国ものの宿命ですが、本作は主人公が信長の命を狙う物語ではあるものの、史実の制約で信長が本能寺で明智に討たれるのは確定です。 しかし、その固定された結末を生かしつつ、独自の解釈によって主人公を含む「歩き巫女」に鮮烈な見せ場を作っています。 いわゆる主人公チームである「歩き巫女」は4人(いや5人?)登場します。 メイン主人公に当たる九尾の他に、その先輩にあたる姐さん巫女やロリいボディな双子巫女など、さらに物語中盤で巫女の頭領も素晴らしい女の力を見せてくれます。 サンプル1のように巫女に身をやつす時もあれば、サンプル2のように黒装束を纏って体術を行使する時もありますが、やっぱり本領発揮は衣を脱いで瑞々しい裸体で男を惑わす時です。 人体を骨格レベルで研究したような美しい女体が男に跨り、踊るように豊満な体を揺らして骨抜きにするシーンの数々は最高にエロく仕上がっています。 それでいて敵となる男、特に信長は簡単に懐柔される軟弱者には程遠く、歴戦の妖艶さをもってしても一筋縄ではいかない強敵として、物語を盛り上げます。 個人的には本作の最大の良さは日本らしさにあると感じました。 豊満さも行き過ぎれば欧米的グラマーに見えてしまいそうなものを日本女性特有の滑らかな女体を見事に描き、艶やかな黒髪や憂いのある眼差しで強く気高い大和撫子を表現しています。
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