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「紀元前1万年のオタ(3)」 的鑒賞

オススメ! 母乳娘・巨人娘・妖術女王etc.全て一人のオタクがおとす

2016年10月22日   穂積 先生/女士

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三部作の完結編です。
主人公はこれまで様々な部族を味方に付け、ひいては各部族の女達を味わってきました。
最初に彼を拾った母乳が出る部族の女、2巻で登場した巨人族の女、この巻で登場した水陸両生種族の女など複数の女に囲まれ、文字通り女体に埋もれる我が世の春を謳歌しています。
しかし、だからこそ、その部族が戦に負けて壊滅の危機にあると言う事実を見過ごせず、接着剤となって連合軍を組織し、怪しげな術を使う女王を打倒しようとするのがこの3巻の大筋です。
もっと言うと、戦の決着を経て彼が未来に帰れるのか否かが一番重要な結末の部分なのですが、そこは明らかにネタバレに抵触するので無かった事にしておきます。

この巻の最大の魅力は一人のオタクの、いや一人の男の成長です。
前述の通り、今までの美女達が一堂に会し、さらに新規でワイルドな女刺客の登場や女王の超乳化など有ったりする中でも、それに押し負けず、むしろ返り討ちにして行く逞しさが見て取れます。
かと言って、女達が色あせた印象は一切なく、なんなら結集した事による相乗効果が随所に現れています。
例えば、巨人娘の胸をベッドのようにして他の母乳娘や水棲娘と主人公がHするシーンはそれだけで値段分の価値があるんじゃないかってほど素晴らしい濃密さです。
そんなエロのインフレの渦中でも一歩も引かず、1巻から徐々に培った性技を駆使して、快楽を貪る姿はバトル漫画のサクセスストーリーすら彷彿とさせます。

* 為必填項目)

緣由*