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「後に好色な絶倫王と呼ばれた男の真相」 へのレビュー
2016年11月28日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 1人
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はっきり言ってお世辞にもページ数は多くありませんが、それを補って余りある画力とカラー表現です。 女主人が治める館には大勢のメイドが居るらしく、それらが一堂に会して見守る中、女主人と少年が舞台の上で体を重ねます。 少年はHに慣れていない上に、裸体を女性陣の前にさらす格好で二重の羞恥に慌てふためいています。 その隙を突くように、あるいは大人の余裕で女主人がリードして、女性優位な姿勢で肉体関係を進めます。 肉感が明確な美しい女体表現を鮮やかなカラーで描いているだけでも充分評価に値する一方で、演出面も上手いです。 数少ないページでありながら、コマ割りや背景を巧みに活用してメイド達、つまりは観衆のリアクションもつぶさに表現して、興奮材料に加算しています。 恥ずかしさと興奮で頬を染めつつ、食い入るようにステージ上の生Hを観察するメイド達の姿は「女の子の性欲」を表していて、それぞれがヒロインを張れそうな無駄に力の入った描き込みも相まって、ハーレムの主になったような感覚まで行きかねない作品です。
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