리뷰를 보고한다

[作品内容]に書いてある「女軍人シリーズ」とは収録1話目～3話目までの短編を指しています。
これは表紙に描かれているような美人高級士官が日頃のストレス発散のために男を奴隷化し、肉体的にいたぶり、性的に嬲る習慣のある国の話です。
M向け作品では女が本番を使って男を嬲っていて、結果的に雄の快楽を満たしてくれている内容も少なくありません。
しかし、本作は違います。
それを最も端的に表す台詞を表紙の女軍人が言っているので抜粋します。
「女は膣を使って性欲を満たすとでも思っていたか?-中略-女だって膣を使うことは男への奉仕でしかない」
件の女軍人シリーズに限らず、この短編集では十中八九において上記の台詞の精神が踏襲されています。
つまり、鞭打ち、擬似男性器装着によるケツ責め、ブーツ踏み付け、射精と称した小水のぶっかけ等々、徹底的にノーマルな意味での快楽は与えず、男を辱めて痛めつける仕打ちばかりなのです。
これにより男は身も心も疲弊しながらも、いつしか女に依存して調教されてしまう短編ばかりが詰まっています。
男女のパワーバランスで表すなら0.2:9.8くらいの、間違い探しみたいなレベルでしか、男の征服欲が発揮される場面はありません。
でも、そう言うのが良い、むしろそっちの方向性が大好物な人には酒池肉林と断言できる仕様の短編集です。