استعراض التقرير

[作品内容]に記載の通り全9話収録で、そのうち1～4話と末尾2話がそれぞれシリーズです。
その他に単話で1話、総計して7話分が「背が高い」女の子がヒロインです。
もっとも、作中で少女らが自称している身長を聞くと160cm台後半らしく、確かに女子としては高めではあるものの、いわゆるバレーやバスケットボール選手並みに長身なわけではないので、そこまで気にする必要はないように思えます。
実際、同級生の女子よりは頭一つ分上背に描かれている反面、パートナーである彼氏を含む男子を超すほど背が高いわけではありません。
しかし、作中のヒロインは紛れもなく身長を負い目に感じて、「もっと小柄で細かったら可愛いのに」と淡い願望を抱いています。
中にはその身長のせいで、過去の恋愛に失敗したと思い込み、半ばトラウマに近い感情を垣間見せる少女もいます。
だからこそ、声を大にして言いたい、「コンプレックスを持った女は可愛い」と。
足が太く見えるから生足を嫌がったり、平均的な身長の女子と彼氏が話しているのを見て嫉妬したり、実に思春期女子らしくてリアリティーのあるいじらしさを感じます。
そんな娘らが欠点だと思い込んでいる事を本当は美点だと言い聞かせる純愛のストーリーです。