舉報鑒賞

現代よりも男子の草食化が進んだ近未来が舞台です。
もっとも、舞台説明を担う本編1ページ目が公開されているので、拡大すれば特殊な世界観を理解できるはずです。
ようするに、男子生徒の異性離れを強引に解消する役目をおった女子生徒の話です。
本作はその「強引」って所がミソです。
ヤンキービッチを思わせる褐色少女、ウドの大木を思わせる長身少女それぞれが違った強引さで攻めてきます。
前者は乙女の恥じらいが行方不明の奔放な誘惑、後者は体格差による圧迫でグイグイと距離を詰め、奥手な少年を圧倒します。
一方で、必ずしも二人が一枚岩ではないのが本作の魅力を高めています。
つまり「草食男子に生身の女を教える」という任務を帯びていても、やっぱり年頃の女の子だけあって、嫉妬心や競争心が目立ち始めるのです。
まだHに不慣れな少年であっても雄としては優秀で、彼を奪い合い、交替が遅れた恨みを性技で晴らす、間接的なバトルHが興奮を誘います。