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「沼地の魔女の館」 へのレビュー
2016年04月28日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 8人
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「少女」どころではない色気を放ち、「お姉さん」よりも大人っぽくて、「お母さん」にはない神秘性を帯び、「熟女」にしては瑞々しい、そんな空想上の生き物みたいな美女です。 それゆえ、仮に魔法の類を使っていなかったとしても魔性の女を略して魔女と呼べてしまう女性像に仕上がっています。 かと言って、男を食い物のごとく漁って淫蕩を極めるビッチとも違い、言葉使いや殿方を立てる姿勢は淑女そのもので、服装が服装ならメイドとして優秀であろう礼節を貫いています。 しかし、サンプルからもわかる通り実際は裸族に近い状態のため、男なら目のやり場に困る出会いから始まります。 もっとも、これも男に見せつける趣味があるわけでもなく、魔術的な理由と客人が来ないからこその不注意であって、気づいてから頬を赤らめてローブを閉じる仕草が可愛くもあり、妖艶な見た目とのギャップも加算されて魅力を高めています。 そこから主人公に求められて、夜のお相手をするまで姿勢がまた素晴らしいです。 嫌がると言うより、自身の実年齢や田舎者なのを理由に謙遜し、あくまで丁重に断りながらも、主人公の強い要求に折れて床に招き入れる流れは、もてなされている感覚が染みわたってきます。 勝気な魔女像を覆す、男を敬い礼儀正しい豊満な魔女です。
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