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「耐出-妊婦エルフと森の館-」 へのレビュー

オススメ! 最初から最後まで、戦闘中も犯されても妊婦なのが最高に良い

2017年09月12日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 6人

システム面は[作品内容]に記載の通りツクールを使用したオーソドックスなファンタジー系RPGです。
ただし、大きな特色としては常に毒状態なのが挙げられます。
これは臨月の状態で過度な運動をするリスクをゲームとして落とし込んだもので、本作の醍醐味と言える仕掛けです。
単純にHP減少が解けないと思うとプレイヤーとしてはウザいだけかもしれません。
しかし、シナリオの随所で出産の差し迫った体である事を妊婦自身が危惧し、Hシーンも全て大きなお腹や胎児を絡めているのが合わさって、妊娠中の女性が戦っている緊迫感を強く印象付けられます。
個人的に素晴らしいと思ったのは陣痛の逼迫ぐあいを匂わせるタイミングです。
ぶっちゃけ純粋なRPGとしての完成度も高いのです。
だから妊婦なのを忘れて普通に攻略に没頭する瞬間が無いとは言い切れません。
ところが、そうやって敵を倒してレベルが上がり始め、強い魔法を使えるようになって面白くなって来たってあたりで、陣痛を苦しがる台詞が発生するのです。
確かに、これだけ長期戦になったらお腹は辛いだろうし、凄くリアリティーがあって、妊婦好きとしてはHシーンでもないのに危うく興奮が最高潮に達しかけました。
それでいて、探索型のゲームシナリオなので、神経衰弱みないなもので、しっかり暗記していないと一度通った道を何度もさまよう羽目になり、身重なヒロインに申し訳ないと思いながら行ったり来たりさせられるのが上手い仕組みです。
効率的な攻略を望むならスーファミ時代を髣髴とさせる、ノートにマップを描き取って実績確認をしながら進むのが吉かもしれません。
逆に言うと、そうでもしないとヒロインを無駄に歩かせるのが可哀そうになってくる、だからこそ妊婦好きにはたまらないゲームです。

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