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「童貞狩り専門 サキュバスギャル姉妹」 へのレビュー

余裕綽々な姉と意外にチョロい妹

2017年09月29日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 3人

「あざ笑う」と「バカにする」って事実上の類義語で、同じ意味で使われる場合や個々のニュアンスに委ねられる場合が少なくないと思います。
それを承知で、姉は前者、妹は後者の印象を受けました。
つまり品の良さが違うのです。
姉は主人公を搾精しつつ妹を気遣う余裕があります。
妹はギャル然とした語彙の粗雑さで猪突猛進に搾ります。
それを筆頭に本作は姉妹の対比構造が要所で光っています。
姉は彼に暴言を浴びせる時に、上から目線に感じられ、女王様を連想させるので全てをお任せしたくなります。
妹は後輩ないし同級生みたいな距離感に思えて、良い意味で隙があって一矢報いたくなってしまいます。

一方で、姉妹に共通する要素も存在します。
いざ本番となると撃たれ弱いのです。
より厳密にはサキュバスとして良質な食事を求めるあまり、経験不足な彼を育成していくので、歓喜の声を抑えきれない晩餐を楽しむわけです。
彼女らにとっては計画通りかもしれませんが、それを聴いている側にとっては男性機能を褒められ、性の上級者であるはずの淫魔を返り討ちにしているような感覚が得られて予想以上の満足感です。
Hの最中にも姉妹でガールズトークを止めないことで、「女の子が同性に聞かせる異性の感想」を体感できて、お世辞ではないべた褒めが耳に嬉しいです。

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