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思春期真っ只中の姉弟を同室で生活させる是非についてはこの際とやかく言わないことにします。
肝心なのは主人公視点たる弟が嬉しい悲鳴と言う実害を被っている点です。
目に毒ならぬ、目に猛毒を日々受け続け、悶々として落ち着かない気持ちは男なら頷けます。
血の繋がらない他人の男女であれば、彼は獣と化して早々に襲い掛かっていた事でしょう。
実の姉と言う枷が理性を増強しているから板挟みに苦しんでいるにすぎません。
その苦悩に拍車をかけているのが姉の美貌と無防備さです。
前者はサンプルを見れば言うまでもありません。
後者はいささか確信犯の気配を感じます。
いくら家族とはいえ、年頃の男の視線があるとわかっていながら、姉の態度は煽情的すぎて、理性と書かれた壁をハンマーで叩き壊そうとしているとしか思えません。
だからこそ色気が溢れ出ていて、吸い込まれるようなエロさのある作品です。