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「続イジメ代行母 奴隷母人間完全終了」 へのレビュー
2017年11月09日 穂積 さん
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サンプルに掲載のページでも充分に狂気じみた拷問と人体改造の惨状が見て取れます。 特に、安静にすべき妊婦姿で宙吊りのまま、痛々しいゲームの火蓋が切られるシーンは濃厚です。 しかし、本編の全容はそれを軽く上回ってきます。 そして、全てを見終えて実感するのは拷問の悲惨さではなく、母親の凄さです。 いえ、もちろん、母の体に施されたダメージの苛烈さは本物で、否定する余地はありません。 凄いのはそれほどの嗜虐に耐える原動力が全て母の愛で一貫している所なのです。 決して、彼女自身が刃物で脅されて、身の危険に怯えて仕方なく人体改造を受け入れているわけではありません。 身体がどう変わろうが、お腹が臨月になろうが、「標的を息子に戻すぞ」とチラつかされると率先して身を差し出す、感服するしかない高潔な母の愛が随所で光っています。 彼女にとって不幸だったのは全くブレーキの無い女体嗜虐を行う男達が相手だった事、その男達の生贄になるしか息子を守る手段を持っていなかった事、以上の2点だけです。 その2つを帳消しにして余りある母の強さが見られ、同時に息子もその愛に応える事によって、いつの間にやら感動的な話に収まっている不思議な作品です。 そんな母子の深い愛に感じ入りつつも、視覚的な実情は女体が大変なことになり、母親の悲鳴が響き渡る、メンタルとビジュアルのギャップが凄まじいのが魅力です。
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