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「エルフ街の悪夢」 的鑒賞

オススメ! 女体の人海の中心で立つ恐怖の正体

2017年12月09日   穂積 先生/女士

このレビューは参考になった x 4人

前作はSFでしたが、本作は一転してオカルトです。
簡単に言えば、大学らしき学び舎の女子学友3人組が居て、その内の1人が悪夢に襲われているので、助けるために残る2人が専門家の力を借りて悪夢に潜る話です。
前作に負けず劣らず、数の暴力です。
コピペならいざしらず、作画で一人一人個性を付けながらこれだけの女体を描きあげるのはそれだけで絶賛に値します。
また、女体がスライムのように結合しつつも、おっぱいや竿などの性的シンボルだけは失わず、むしろ目を惹きつける異様な変態は健在で、ホラーな雰囲気との親和性も良好です。
特に、個人的に秀逸だと思うのが「取り込まれる」描写です。
女体達が寄ってたかって侵入者を取り囲み、身をすり寄せる距離感は「百合」っぽさも感じさせる一方で、気づいた時には触れあった部分の肉が一体化し、どこまでが自分の体なのか自覚できなくなっていく感覚は他に類を見ない恐怖であると同時に、結果的には一つの女体に多量の乳房が生えた「複乳」のフェチズムも兼ね備え、それでいて浸食されて体の自由が利かなくなる「洗脳」の方向性まで含んでいます。

* 為必填項目)

緣由*