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「恥辱の女戦士 ディアーナ」 へのレビュー
2018年01月08日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 3人
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リョナという概念は狭義だと、死に至らしめるほどの激しいダメージを女の子に与える描写を指すと個人的には認識しています。 反面、流血を伴う残忍さは無くても、格闘ゲームなどで女子キャラが殴り飛ばされ、悲鳴を上げるシーンもリョナの外縁部に位置すると考えています。 それを前提とするなら本作は後者に該当する作品です。 一方で、間髪入れずにすぐ敗北ではなく、前半は健闘を見せ、相応の格闘術を身に着けているのが窺えるのが上手いです。 ゲームブック風の静止画でありながら、端正な画力で戦闘の迫力が充分に伝わってきます。 特に体さばきのデッサン力は素晴らしいとしか言いようがありません。 急な挙動で跳ねる髪や布の躍動感を計算入れつつ、肉感的な女体美が絶妙に描かれています。 鋭い眼光で相手を睨む顔つきも、まさに女戦士って感じでピッタシです。 それでいて、半分以上のシーンで片目を隠す黒髪が憂いのある未亡人のようでもあり(実際には交友関係は語られていない)、犯られてしまった時のギャップまで完璧です。
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