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「巨大娘大進撃~巨大娘の出現が日常茶飯事となった世界~」 へのレビュー

オススメ! 素晴らしい、こういう巨大娘作品を待っていた

2018年04月20日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 1人

恥ずかしげもなく個人的な趣味趣向を話すと、デッカい女の子が大好きです。
一方で、デカい女の子が小さき人々をひたすら踏み潰したり、傍若無人に町を闊歩する作品はあまり好きではありません。
矛盾するようでいて、明確な理由があります。
デカいならデカいなりのデメリットがあるはずで、長所ばかりを際立てて短所を置き去りにする描き方が肌に合わないのです。
その点で本作は最高です。
もちろん、巨大娘が存在する上で最低限度の理屈は多少ご都合主義なメカニズムに依っていて、自重で潰れるなどの最大のデメリットは議題に上がっていません。
しかし、それ以外の部分はリアリティーが満載で「もし日本に巨大娘化が多発したら?」というシミュレーションとして良くできています。
例えば、突如として巨大化したら着る服がなく、乙女の羞恥心に致命的な損害を受けるはずです。
また、巨大の過程や移動で建物を壊してしまったら、当然ながら死傷者が出るものの、バケモノではなく普通の女の子なので心穏やかではいられません。
それら実例を交えて、巨大娘の増加を描き、日本政府の対応と当人達の生活を監察しているのです。
特に、初の巨大娘と自衛隊の接触は秀逸です。
落ち着きを取り戻した巨大少女と隊員との会話がシュールで没入感を一気に高めてくれます。
巨大娘のお風呂事情はどうしているのか?言われてみれば大人になったら就職するよな?とか想像の斜め上を行く想定描写が妄想を加速させてくれます。

そして、本作にはもう一つの側面があります。
必ずしも元の体型のまま巨大化するのではないのです。
巨大な身長に加えて、同作者様の過去作を見れば想像に難くないバストが興奮を誘います。

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