舉報鑒賞

いわゆる実演(しているかどうかはご想像にお任せ)ものはまだ買ったことがなく、体験版もないので野上さん目当て半分、興味半分で購入しましたがなるほど、コンセプトと面白さは何となく分かりました。

・全般
いわゆるセクハラ質問を20ほど、途中にフェラ再現を挟み、ラスト10分程度が指示通りに自慰という流れが基本であり全員共通。

「紙に書かれている質問を読み上げている」のか「無言のインタビュアーが存在し、それからの質問・指示を受けている」のかが分かりにくく、声優さんによっては両者が混じっているようにも思え、どう想像したものか悩みました。

質問項目についてはtxtファイルに起こしたものが同梱されているもののラストの自慰指示については無しなのは勿体ない。

録音状態/環境はお三方とも気になる人はノイズが気になるかもしれません。自分の好みでエンコードしたいのでwavを購入しましたがmp3でも困らないと思います。

・野上菜月
初期の作品ということもあり、初々しさが目立つので今のイメージとは別物と思った方が良いです。以前にやられていたラジオの地声で話している雰囲気が近い。

質問について可愛らしい照れ笑い含めて回答しつつも上ずった声や吐息を混ぜて徐々に雰囲気を作っていくあたりは上手く、この「自然体に話している」感じで「実話なのか台本なのか曖昧に暈かす」ところが本作の魅力で有り面白さなのでしょう。
反面、ラストの自慰についてはやや演技臭さを感じるのはご愛敬というところ。

同名のキャラがいる音声作品として楽しむのがよさげかなと。

・紫藤かすみ
本作の実用枠担当。
やや作った声と狙った台詞回しから実演という意味での自然さは失われるものの、いわゆる普通の音声作品とも言えるのでむしろあって良かったと言うべきか。

・ゆめる。
やや作った声と地声の中庸。ゆったりとした話し方だからですかね。