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「なめぬるり」 へのレビュー

オススメ! 文句なしの実用性

2016年01月14日   かえでまる さん

このレビューは参考になった x 3人

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音声作品では有名なおさん方による作品と聞いてこの作品を購入させていただきました。
 まず最初に導入では、自然と耳になじむ環境音と共に会話が始まり、状況把握が容易でした。そのおかげで、すんなりと物語に没入することができました。また、会話の内容で登場人物の大まかな性格がわかり、個々のキャラクターをきちんと認識できるようになっていてよかったです。
 track2,3では耳元での会話が多く、リップノイズやポップノイズが心地よく聞けて、一部の会話では囁きにさえ快感を感じる程でした。メインの耳舐めは緩急のきいた責めで、単調にならずに違和感なく聞けてよかったです。
 track4では役者が三人同時に登場しますが、序盤でのキャラの把握も相まって、それぞれの役者が生き生きと表現されていて素晴らしかったです。また、このtrackを通してそれぞれの役者の性格がぶれていなかったことも良かったです。加えて、シチュエーションもちょうどいい長さで替わっており、実用性の面でも非常に高かったです。
 続けてtrack5では、色んな方向から声が聞こえ、会話にならない短文が紡ぎ続けられるのが夢らしい雰囲気を醸し出しており、脱力しながら興奮できる内容でした。
 最後にtrack6をまとめて述べると、それぞれキャラらしい反応や物語が紡がれ、どの役者のトラックを聞いても堕落するのがわかっていても抗えない、むしろ望んで堕落しそうな話術とキャラの良さがはっきりと表れていました。
 一方、すべてのトラックを通して気になった点としては「キスのシーンが文脈的にキスしてるのはわかるけども、音ではわかりづらい」「track3と4と5のそれぞれの間には時間の経過、または場面転換があるのに、続けて聞くとその間の短さに違和感を感じた」などです。
 しかし、以上の点があったとしても十二分に実用性が高く、買ってよかったと思える作品でした。

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