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同シリーズの他作品と併せて購入、視聴しました。

こちらが現時点での最新作ですが、過去作とのビジュアル面の違いは、スレンダーな体型を踏襲しつつ、年齢が上がって少し豊満さが加えられている点です。髪の色、声の演技も落ち着いた雰囲気で、「今回はお姉さんで相変わらずさっぱり系です。」と説明されているのはそういった部分を指しているのだと思われます。
気だるさを感じる声や台詞回しとは裏腹に、表情・動きに込められた熱量は相当で、そのギャップが、そのままキャラクターの魅力に繋がっています。

今作に限らずこのサークルの作品は、特に瞳(視線)と眉の動きの細かさが群を抜いていて、なおかつそれにきちんと意味が持たされています。
説明的な台詞は極力廃し、特別奇を衒った設定・アングルもなく、くるくる変化する表情と微妙な仕草でこれほど感情豊かにわかりやすく表現できるが本当に驚きです。

3DCGアニメの魅力の一つである映像美とはまた別の、感情演出や振り付けの可能性を追求した作品だと言えると思います。