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「腐界に眠る王女のアバドーン」 へのレビュー
2016年07月23日 廃さん さん
このレビューは参考になった x 4人
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半額セールを機に購入しました。 3年をかけて作られた超力作とのことで大変期待していましたが、良い意味で裏切られました。 まずゲーム性ですが、このゲームは某レトロホラーゲームをリスペクトしており、そちらの特色であった不気味かつ恐怖心を煽るドットグラフィック、秀逸なチップチューンのBGM、快適な操作性や謎解きの奥深さを大いに受け継いでいる印象です。 そこに18禁ゲームだからこそできるエロ・グロ表現が加わったことでより想像力も掻き立てられ、特に一週目は冷や汗が出るほどドキドキしながらプレイさせられました。 またカップリングの自由度が高い上に(高自由度のゲームにありがちな)テンプレ展開もなく、組み合わせごとにそれぞれ違った絡みが見られるのが素晴らしいと思います。 BL展開に関しても僕は得意では無いものの、テキストがしっかり作りこまれているため読んでいて意外と楽しめました。 主人公以外のカップリングの一部(特に未亜と聖二郎)ではNTR方面の嗜好すら満たされました。逆に寝取ることも出来てやりたい放題です。 特定の場所で死んだり、特定のキャラのみ起きるイベントが存在するなどイベント量も半端ではなく、前述のカップリング量もあってとにかく周回プレイを重ねることになります。 その際は「レベルが高いほどエンカウント率が低下する」というシステムが秀逸で、慣れると一時間ちょっとで一周出来るほどスムーズにプレイできます。この辺も良く作りこまれていると思います。 この内容に対して2000円はあり得ないほどの破格かと思います。未プレイの方には是非やってみていただきたいです。
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