舉報鑒賞

クールでどこか無機質なウサ耳エージェントに洗脳肉体改造を施しちゃう物語です。

強靭な精神と肉体を持つラビットサイエンスですが、
悪の組織の科学力を前に理性を削り取られていきます。

肉体の内面と外見、意識下と無意識下、日常と非日常といった両面からの執拗な策略が、
一人の女性を一匹の牝にしていく過程には悲壮感すらありました。

全編に渡って陰鬱な雰囲気が漂っており、
それが【洗脳改造】というテーマにマッチしている為か、
エロスが絶妙に引き立てられています。

一番良かったシーンは口内改造シーンです。
口内どころか喉奥、果てには胃までもが改造されますが、
その処置中においてラビットサイレンスは無意識化に置かれています。
気づかぬ間に、無様な表情を晒して肉体を改造されているのが、
冷徹な美女とあっては興奮せずにはいられないです。

細かくはネタバレになるので言いませんが、サキュバスコクーンも斬新でした。

あそこまで徹底して女性を組織の道具にする作品も珍しいです。
女を淫らな方法でのみ利用しようとする非道外道鬼畜っぷりには舌を巻きました。
ちょっと私もブラックハーネスに就職してきます。