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ムッツリヒロインのアトさんが珍品(エログッズ)を買うためミッションを繰り返す……と、こう書くと見も蓋も無いエロゲに聞こえちゃいますが、実際にプレイし始めると当初の下世話な目的はどこへやら。次第に魅力的なキャラ同士の掛け合いや、ストーリーに引き込まれてエロそっちのけになって遊んでしまいました。
肝心のエロは自慰やソフト売春が主ですが、アトさんが肉感的というか蠱惑的というか、やたらめったらエロいので、薄さを感じさせません。

そして何より本作は街やフィールドの作り込みが凄いです。
風がそよぎます。
鳥が羽ばたきます。
お日様の光が燦々と(以下略)
「ツクール系RPGの街なんて子どもがレ〇ブロックで適当に囲ったようなものばっかだろ」とか思ってた自分にはちょっとしたカルチャーショックでした。
こんな街に住んでみたい。できればアトさん家の近くに。