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「Teaching Feeling -傷肌少女との生活-」 へのレビュー

オススメ! 評価することすら野暮かもしれない作品

2017年01月15日   朝平 さん

このレビューは参考になった x 4人

この作品についていざレビューを書こうとして最初に行き当たった疑問としては、「果たしていまさらこの作品にレビューが必要か」という点である。発売したばかりだが出来が良く、より多くの人にその作品に触れてもらいたい。または発売後時間が経った作品であり、あまりDL数が伸びていないが自分としてはかなり気に入ったもので嗜好を共有する人たちに知ってもらいたい。このレビュー機能とは概ねその二つの目的に沿って投稿されるものであると私は考える。この作品はどうか。あまりに多くのユーザーに共有されたこの作品は、その傑作たる所以について特別な説明が必要なものであるだろうか。「ドラ●エ3」を今さら大真面目にレビューするようなものである。それでもなお、恥知らずにこの作品をレビューし、この感動を共有したいと思う私の気持ちに偽りはないつもりである。
 前置きが長くなってしまったが、この作品は性的凌辱を含まないもののひどい仕打ちを受けていた奴隷シルヴィを引き取り、これでもかとばかりに温かく接し、その冷え切った心をパンケーキの上のバターがごとく溶かしてしまおうというゲームである。着せ替えはおろか言葉によるコミュニケーションも可能であり、また抜きゲーとしても様々なシチュエーションが用意されており、プレイヤーを飽きさせることは無いだろう。さらにこのゲームが他のゲームと一線を画す点としては、頻繁なアップデートによる拡張である。この膨大な拡張は項目ごとにパッチという形にて別売りしてしまってもよいほどの完成度である。あえてそれをしないユーザーライクな姿勢にただただ頭が下がるばかりである。今後もこまめなアップデートが期待できるこの作品に、買い時など存在しないといえるだろう。言い換えれば、この作品に少しでも興味を持った瞬間こそ買い時なのである。

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