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「鬼母姫ノ社-鬼ロリババアの坊やあやし-」 へのレビュー

ロリババアの魅力

2017年07月18日   うんたーぜ さん

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ゆるゆるとした喋り方の音声作品は色々とありますが、本作はヒロインが”鬼”ロリババアなので、癒しをメインとした他作品と違ってゆるゆるとした喋りの中に妖しさが感じられるものでした。
とはいえ、ロリババアに敵意は無く、聴き手のことを「坊や」と呼びながら可愛がってくれます。
また、鬼の生贄にされたということからも予想できるように、聴き手は人間の集落では虐待されていたという設定なので、謎だらけのロリババアとはいえ、優しくされるとつい甘えてしまいそうになります。
この聴き手の悲惨な背景設定と、人を喰らう恐ろしい存在だと思っていた鬼に甘やかされる展開の組み合わせが素晴らしく、甘えたいけれども、本当に甘えていいのだろうかという逡巡が本作の聴きどころの一つだと感じました。

また、聴き手の正体は意外なもので、その正体が判明した後半は変なことを気にすることもなく、ロリババアに存分に甘えることもできるので、二度美味しい作品でした。

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