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「奉仕委員のおしごと」 へのレビュー

”柔らかくて、鋭い”、その発想力が凝縮された一冊。

2016年05月08日   一陣の光 さん

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いつもの”日常”に、新たな視点を加え”非日常”へ。
”胃之上奇嘉郎”先生の、鋭い発想力が凝縮された
作品集。
印象的な収録作品は「日直のおしごと」と表題作、
「奉仕委員のおしごと」前・後編の三作品。男子
生徒や男性教師が”希望”すれば、その”欲望”をカ
ラダで受け止めなければならない、女子生徒の話。
何気ない日常的教室の風景に、すぐさま、カラミ
のシーンが入り込む・・・その展開が良いです。
”柔らかくて、鋭い”その発想力が、作品全体を包
み込み”胃之上奇嘉郎”先生の世界観を、読み手に
残します。その世界観から、帰りたくない気持ち
にさせる一冊。

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