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「処女恋しましょ」 へのレビュー

”大好き”という、主人公やヒロインの気持ちあふれる一冊。

2017年05月02日   一陣の光 さん

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シンプルなキャラクターデザインの主人公君
やヒロインが、コマの中でにぎやかに動きま
わる”叶竜児”先生の、前・中・後編からなる
一本と短篇七本、描き下ろし一本を収録した、
自身二冊目の作品集。
印象的な収録作品は、付き合い始めてから三
か月になる、主人公君と先輩で”彼女”なヒロ
イン。”経験豊富”を装う(よそおう)ヒロイン
ですが、その言動と行動が一致せず、ひょっ
として処女なのでは、と気がつく主人公君を
描いた「はじめてのお勉強」。上手く初体験
をリードする、童貞の主人公君が印象的な作
品でした。
読んでいて印象的だったのは、カラダの関係
には至って(いたって)いないものの、お互い
に恋愛感情を抱いていることは、認識してい
るところから始まっているので、カラミがラ
ブラブなホンワカとした描写になっている点。
ゆえに、読み心地と読後感は優しく・柔らか
なモノとなっています。主人公やヒロインの
真剣、かつ真面目な”大好き”という気持ちを、
巧みに描写・表現した、”叶竜児”先生の一冊。

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