리뷰를 보고한다

端正な顔立ちのヒロインが、精神的にも肉体的
にも追い詰められてゆく”姿”を描く”荒木狂也”
先生の短篇二本、三話構成の中篇一本に、二話
構成の中篇二本が収められた作品集。
印象的な収録作品は、付き合い始めたばかりの
”彼氏”がいる、駆け出しのアイドルなヒロイン。
水着姿の撮影現場で・・・な「禁断の乳果実」。
写真家との望まないセックスで、”彼氏”を裏切
ってゆくカラダに、追い詰められてゆくヒロイ
ンが描かれた短篇でした。
読んでいて印象的だったのは、収録されている
作品のすべてに共通する、精神的・肉体的に追
い詰めれてゆく女性の”姿”。快感に抗しきれず、
開かれてゆくカラダと、”ココロと想い”だけは
守っていこうとする”葛藤”を、あぶりだす展開
が”荒木狂也”先生の表現したい事なのかな、と
感じました。読み手の”S”な心を揺さぶる一冊。