리뷰를 보고한다

肉体的にも、精神的にも責められる、ヒロインを
詳細に描く”香月りお”先生、六話構成の中篇と短
篇三本が収められた、自身二十七冊目の作品集。
印象的な収録作品は、教師として、正しく、社会
生活をしているのに、独身、ということから後ろ
めたい気持ちに苛まれる(さいなまれる)主人公の
”平田友広”は、コンビニに一人でいた”奈々”とい
う娘と知り合い、自宅に連れてくると・・・・な
「少女監禁SNS地獄・第一話　承認欲求」。童貞
な彼は、一度、セックスを経験しておきたいと思
い、”奈々”のカラダでコトに及ぶも、彼女もまた、
処女だった事で気持ちに変化が起きる”平田友広”
を描いた、お話でした。
読んでいて感じたのは、”香月りお”先生ならでは、
な構成の妙。追い詰められているのは、”奈々”の
方なのか、それとも”平田友広”なのか・・・・と
思わずにはいられない、重厚な展開の作品でした。