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「恥辱アイドル咲希はるか」 へのレビュー

羞恥成分マシマシのアイドル。

2017年09月14日   色月 さん

このレビューは参考になった x 2人

基本ADVで、ゲームパートでは期日と体調を念頭に借金返済を目指す。分岐や発生条件はわかりやすく、フルコンプは楽だ。

エロは羞恥・恥辱特化で、仕事の依頼を受けることで発生する。ヒロインはまともな感性であり、およそ露出に好意的ではない。しかし、ただでさえ立場が弱いうえ、仕事なので逃げ場がない。やりたくないのにやらざるを得ないもどかしさ、やりたくないのに従わざるを得ないままならなさなど、息苦しいまでの閉塞感はヒロピンエロの様に彼女を追い詰める。
こういった下地があるからこそ、羞恥に耐えるエロが映える。表面上は笑顔を続けてなんとか耐えるものの、心うちでは恥ずかしさと怒りで頭がのぼせ上ってゆく描写も丁寧である。また、周りの老若男女問わずの好奇な目線や煽りも絶妙で、どのシーンも否応なく盛り上がる。

どれも悲壮感が強めに演出されているので、嫌なことを強要されて感じさせられてしまう、そんな屈辱感たっぷりな内容を好む方にもおすすめである。

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