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「AIRI CYBERMETROMISSION 2」 的鑒賞
2017年10月05日 色月 先生/女士
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エロの内容はAI少女が敵の執拗な責めで無理やり絶頂させられる、が基本である。彼女はパートナーとシンクロ状態なため、彼女の快楽がそのままパートナーに伝わってしまう。この設定は感じてしまったという恥部をお互いに知られてしまうというヒロインたちの羞恥心を煽ると同時に、自分のせいで望まぬ性に巻き込んでしまった罪悪感も醸造し、本作独自のエロスを提供してくれる。 またこのエロスを盛り上げるのに、体力ゲージ・快楽ゲージが追加されている。世界観的にあってもおかしくないうえ、客観的にヒロインのヤられっぷりを示す上手い工夫である。この小道具により、快楽敗北を具体的にイメージでき、先のエロスが効果を倍増されるのである。 勿論、直前の徐々に追いつめられるヒロピン描写も面白く、こちらも貢献している。 また本作は1本のストーリー仕立てとなっており、敵ごとに選択ミスによるバッドルートが都度、挿入されている。バッドルートでは囚われた後のエピローグ的なミニシーンもある。起承転結がより明確になっており、物語に入り込みやすくなっているのである。 敵のデザインも前作に引き続き魅力的で、怪物(作中ではウィルス)はその偏執的な嗜好に合った気味の悪いビジュアルとしつこさをもっており、怪人(作中ではキメラ)は不気味さと妖艶さをうまく溶け合わせている。正統派な正義ヒロインたちが哀れにも悪に汚されるシチュにおいて、どちらも打ってつけのキャラである。 全体的に大幅に進化した本作、前作共々の購入をお勧めする。
(* 為必填項目)