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「異世界に転生して小さくてかわいいお姫さまの処女ま○こをひたすらブチブチするCG集」 へのレビュー

オススメ! コメディと残酷さが混ざり合った異世界。

2017年11月09日   色月 さん

このレビューは参考になった x 3人

基本的に小さくてかわいいヒロインたちをガッツリ犯す内容となっているが、それだけではない凝ったつくりとなっている。
本作は一見すると、エロギャグ寄りな作品に見える。くっ殺や即堕ちなどの定番となったネタや、それに対する主人公の反応もメタっぽく、どこかとぼけている。特におまけ漫画は緩い内容なので、なおさらコメディな印象が強まる。しかし、サンプルの目次をみてわかるように、ヒロインに対してやっている行為はハードな内容であり、ヒロインたちの処女喪失も痛みと喪失感を前面に出したりと、手ぬるい感は一切ない。このコメディさとハードさについてもう少し言及する。

本作は序章の世界観から、魔族/人間の根絶戦争が不可避であることが示されている。つまり、戦火ジャンルの側面を持っているのである。最も顕著なエピソードがイクサの章であるが、彼女の末路は残酷以外の何物でもない。目立たないようにしているが、最後のスチル絵で描かれるその苛烈さはトップクラスであろう。
イクサに限らず、魔族と人間の関係性を考えれば必然ともいえるヒロインたちの末路が展開されるが、理由があるからこそ避けようのない惨劇に無常感は高く、戦火らしい無残感が漂っている。

一方で、主人公による凌辱は、主人公の反応もあってひどいことをしていながらもどこかギャグタッチである。その理由は、タイトルから察するに、昨今はやりの異世界転生物のブラックユーモア的なパロディが原因であろう。
主人公はいわゆる「おれ様強えぇー!」の体現者であり、好き勝手に犯しまわっている。主人公の近くは比較的に安全(ギャグタッチ)だが、離れた場合は地獄そのものである。その結果、本作は異世界モノらしいメタコメディな雰囲気と、戦火ジャンルらしい残酷なハードプレイが同居する独自の味わいとなっている。

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