舉報鑒賞

発売されてからかなりたった作品ですが、レビューさせていただきます。

　全編通して、ヒロインの雫ちゃんとその周囲の少女たちはほぼ全裸です。描写はありませんが男もです。昔からの風習で慣れてしまったクラスメイトと、初体験の全裸登校に羞恥と動揺を隠せない雫ちゃんのギャップが非常に良いものでした。

　エロシーン(本番ではなく露出シチュエーションです)の視点は多くが雫ちゃん視点であり、神視点や男視点の露出ではなく、リアルな女の子が本気で嫌がりながら、渋々行動している心理描写は圧巻でした。

　クールで優等生な彼女が、学園、町内、果てはもといた学校のクラスメイトから姉妹校の不良にまで、触れられることは無くとも心を犯されていくストーリーは、露出と言う趣向を限界まで引き出した作品だと感じさせるものでした。

　エロシーンではないですが(この作品の場合常に全裸だからずっとエロシーンなわけですが)、男主人公の章君が何かと雫ちゃんを手助けし、支えになっているという関係性も、この作品の魅力でした。

　繊細なイラストの中で真っ赤になる女の子の姿にぐっと来たならば、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

　今更ですが、前作の全裸登校訓練の続き物ですが、最初にあらすじを入れてくれるので、プレイしなくても100%以上に楽しむことができます。