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「グール×グーラ」 へのレビュー

オススメ! グールには、グールなりの正義があるのです

2018年03月14日   月の下 さん

このレビューは参考になった x 1人

ひょんなことから自身がパンデミック元になって、ヒロインの一人であるマリーカと一緒に一つの街を征服するお話。
戦闘やら詰み要素は特にないため、RPGのシステムをしたADVというのがしっくりくる。

本作の魅力は何と言っても「グーラ化による背徳感」でしょう。
簡単に言うと、ヒロインをグーラ化させる過程はレイプです。嫌がる相手を無理矢理に犯します。
するとなんということでしょう、レイプしたヒロインは生気が無くなって主人公に従順になってしまいます。
つまり、強姦して洗脳するのがグーラ化の手順です。
誰だこのゲーム「グール島◯作」って言ったの。

はい!常識で考えたら倫理観ぶっ飛んでるね!!ですが、そここそが最大の魅力です。常識なんて捨ててしまえ。
そうと言える根拠はマリーカの持つ思想にあります。
彼女はネクロマンサーでネクロマンサーとしての心構えを持っています。
物語を進めるに連れてそれが明らかになっていき、グール・グーラ化とは彼女にとっての何なのかがわかってきます。
その時には、あなた(プレイヤー)は何を思うでしょう?

恐らく、クリアしたときには奇妙な感覚に支配されるのではないかと。
なんか最終的に一件落着なはずなのになんだか薄気味悪いようななーんというか。少なくとも自分はそんな感覚がしました。
多分それは、自分が「諸悪の根源」みたいな立場にいたからではないでしょうかと思います。
しかし立場が違えば正義も悪になり、悪は正義にもなるのです。正しいは裏返るのです。

でもまあ…最後には皆幸せになってるからいいよね!って気分に落ち着きますね!
やってることは外道かもしれないけど、結果的に平和になったからな!!
ビバ・グール!!!

とにかく、プレイするなら頭をグールにすべきなゲーム。
倫理観ぶっ飛ばしてめくるめく魅惑のグールライフを楽しみましょう。

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