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★良いところ。

このサークルの作品には常に一貫性が垣間見える。
それはノスタルジアの誘発である。

前作のモンスターっ娘ファームにおいては例に漏れるが、今作のようなゲームに僕は触れた経験もないのに、何故だかゲームをプレイしていて懐かしいような気持ちになる。

そしてそのノスタルジアは作者のセンスによってもたらされるものであり、作中のエロ要素に奇妙なリアリティを付随している。

エロを度外視しても楽しめるのがこのサークルのゲームの強みだと思うし、多くのプレイヤーに親しまれる事を望んでいます。


★個人的に気になったところ。
モンスターファームにしてもそうだったが、せっかくキャラクターが魅力的であるのに、ストーリーとして掘り下げていく要素が無いのが惜しい。

今作はメインヒロインは一人で、あとはサブヒロインという事なのだが、特別にメインヒロインが深く描写されているふうでもないので、せっかくならば全体のヒロインとの接触がもう1シーンずつ増えるとよかった。

しかしこうなるとボリュームも大きく増えるだろうし、あくまでこれは個人的な願望です。