舉報鑒賞

いやー、強烈な作品だった。

その名もロクデナシ3兄弟という、本当にひどい3人が出てくるのですが、彼らが勇者と協力する振りをして勇者を本当に色々ひどい目に遭わせた後、自分たちにとって都合の良いときにかえってきて漁夫の利をさらっていくという構図が何度も繰り返されていくうちに、あれ?俺、このロクデナシ達の方に共感してない?と思うようになっていくのが面白い。

いや、共感しちゃダメなんだけどさ。勇者が人が良すぎて、なんかいじめたくなっちゃう、というのは分からんでもないな、と。

エロの部分は凄いハード。正直使えるかと聞かれると、うーん、全くもって万人向けじゃないね、と即答してしまうが、だからといってこういう作品、全然嫌いじゃない。先にダークエルフのヒストリアをやってからこちらに来たが、僕はストーリーとしてのハッピーエンドはあまりエロゲーに求めていないので、こちらのノリの方が好きかも知れない。

とは言え、なんとも救いようのない終わり方するんですけどね。どうやらここのサークルは、元々はそういうのばかり作ってたみたいですね。

このゲームの主人公はロクデナシ3兄弟だ!と割り切れば良いんじゃないかな!(爆)

なかなかこういうゲーム、無いですよ。笑わせてもらいました。個人的にはこう言うの、また作って欲しいですね。