タイトルからして興味はあったのですが発売してすぐには購入はしませんでした。しばらくしてレビュー欄からヤンデレ好きにお勧めとのことでしたので購入しました!
この168くんはとにかく「お母さん」である主人公が大好きで彼女が自分から離れたり自分に興味を持たなくなることに非常に恐怖を感じています。
168くんも言うとおり主人公と彼は見た目はほぼ同年代です。それわかっているうえで主人公を母親として必要としています。他にも子供がいると知りながらも主人公をほかの子供に譲りたくないと独占欲の塊です。
それゆえに主人公が168くんについて何も分からないそぶりをすると情緒不安定になります。
独占されたい、情緒不安定なヤンデレが好き、近親相姦(もどき?)が平気。な方は聞いてみて損はないかと思います。
あと後半以外はひたすら「母さん」と呼ばれます。最初は違和感があると思いますが私は意外とすぐになれました。
精神が不安定で誰かがそばにいないとダメな子です。だんだんと愛おしくなり抱きしめてあげたいと思うようになりました。
男性向けでは母子の近親物はそこそこありますが女性向けではかなり珍しいかと思います。
シリーズ第一作の出だしとしてはなかなか衝撃的なお話でした。
シリーズ第一作ということでまだなぞの部分も多いです。
なぜ主人公が「母親」という立場になっているのか。
なぜ目が覚めたら全く知らないところにいるのか。
子供たちはいったい何のためにあつめられているのか。
168くんがのんでいる薬は結局のところなんだったのか。
5人の子供がいるというがこの作品では一人しか出てこないので今後残りの子供たちが出てくるのか?
徐々に明らかになっていくのでしょうか?そう思うと今後が楽しみです。
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