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「フランと罪人の島」 へのレビュー

オススメ! 基本は王道RPGですが、ルート分岐でかなり印象が異なります。

2017年10月19日   クロボン さん

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絵柄に魅力を感じたので、購入してみての感想です。

まず、本作の最大の魅力は絵にあると思います。ブラゲーなどで活躍されている、プロの絵師様のサークルということもあり、素晴らしい出来でした(ツクールMV製ということもありCGの映えも良好です)。
次にRPGとしては、平易なターン制の中編RPG(1ルートクリアで約5時間。フルコンプで7時間程度)です。特に困難な場面はありませんが、レベリングしない場合、雑魚戦からして敵が硬い。他、マップが広い。昨今の親切設計なゲームに慣れていると、目標を見失いやすい、など筆者が気になった点はいくつかありましたが、最大の難関? であるMV製であるが故の挙動の鈍さは感じなかったので、基本快適にプレイできると思います。
本作で印象に一番残るのは、ルート分岐ではないかと筆者は思います。作品内コメントにもありますが、「処女の子が敗北して、エッチ漬けになる」というコンセプトからスタートし、分岐していったそうですので、凌辱や調教といったプレイがメインとなり、堕ちるところまで、墜ちた後に、這い上がっていく「貴族地区ルート」は、ストーリーや描写など作者様の熱意や性癖が感じられました。もう一方である「闘技場ルート」は先のルートと対比するかたちでつくられたそうで、こちらは和姦? がメイン(シチュ的には純粋な和姦とはいいがたいのですが)となっており、最終的には主人公が想い人と結婚し、ボテ腹までみせるという徹底的な対比具合です。その上で筆者個人の意見としては、「貴族地区ルート」がストーリー・描写ともにおすすめです。女騎士ものの王道は堕ちるところまで堕ち、這い上がるところにあると再認識しました。
最後に、本レビューや紹介ページにもあるルートによってストーリーやエロシーンが異なるという点に留意すれば実用性のある作品と思いますので、おすすめです。

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