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ざっくりとプレイしての感想。

本作は「寝取られ」ではなく「寝取り」作品となっており、3人の人妻の夫達への復讐を動機として、人妻達とそれぞれ違った切り口から肉体関係を持ち、身も心も堕としていくというのが基本的なシナリオの流れ。ハーレム展開も多少あったりする。
CG59枠。シーン61枠。

傾向としては和姦色が強めな印象で、志乃や真琴は下手な萌えゲーヒロインよりも可愛く感じられ、エロシーンも濃かったのでめちゃくそ使えた。


主人公には「元来の性欲の強さを持て余し、風俗に通ってそれを解消している。風俗で磨き上げたためテクは凄い」という設定がある。

人妻側に欲求不満という設定があるだけじゃなく、主人公側にもこういった分かりやすい設定があることによって、人妻が主人公との性行為にハマっていっても「ならしょうがない」とスムーズに納得できて、人妻たちとのエロを堪能することができた。

これは抜きゲーとしてはけっこう重要なことだと感じる。
「ダメなのに感じちゃう」「何度もイカされちゃう」となってしまう展開を、限られた枠の中で、より上手に、より魅力的に演出するには、ありきたりでもいいから主人公が性的強者であることを明示しておいてくれなきゃいかんな、と思うのである。

また本作は、主人公との性行為に対して、人妻ならではの背徳感や、夫との性行為と比較して感じてしまっていることなどを適度に描写してくれたりもするので、ヒロインが人妻であることのメリットをしっかり活用できている作品だなとも感じた。


ミドルプライスの抜きゲーなので、丁寧で濃密なシナリオといったものを過度に期待してはいけないのだが、実用度には文句なく太鼓判を押せるデキなので、気になったら是非購入してみることをオススメしたい。