舉報鑒賞

このゲームを起動すると、一番最初にあなたの性別を聞かれます。男性なら男主人公のシナリオを、女性なら女主人公のシナリオをやろうということなのですが、両方やりましょう。というか、このゲーム自体、両方やるようになってます。両方やらないとスタッフロールも見せてもらえません。

まず、男性シナリオ。チャプターごとにモンスター娘に襲われて、搾り取られる主人公という構図です。
主人公はいつでも魔法で逃げ出すことができます。プレイヤーが逃げるコマンドを押せば一瞬です。でも、逃げないわけです。
テキストの出来がよくって、読んでて興奮するので、逃げようにも逃げてシーンが終わってしまうのが惜しいというジレンマに陥るわけです。そうして読み進めていくと、逃げるチャンスを逸してしまい、ゲームオーバーになるというシステムです。このシステムが面白くなるほどにテキストの出来がいいということなのです。

次に、女性シナリオです。洞窟の奥に捕えられた女冒険者の脱出劇です。いろんなモンスターに凌辱されるわけですが、今度はあきらめるコマンドを押すことで、いつでも抵抗をあきらめて屈服ENDを見ることができます。こんなシステム初めて見ました。屈服するタイミングによってゲームオーバーの展開が変わるため、男性シナリオよりずっとテキスト分量が多い気がします。私はこっちのシナリオの方が興奮しました。でも、男性シナリオを先にやった方が面白いような気がします。

そして最後に、追加シナリオです。私はこのシナリオが追加された後で購入したので、いつの間にか追加ルートに行ってしまって、怒涛の変化球展開に戸惑ったものですが、これは個人的に非常に好物な展開でした。このルートの続きがさらに追加されるのだったら有料アップデートでもやりたいくらいです。内容については、ネタバレなので秘密ですが、非常によかったと言いたいです。