舉報鑒賞

新作・ヒプノフィルター(未視聴)から来ました。
こちらのほうが好みに合いそうだと思い先に購入。

内容としては、
「あなた」は説明にあるように、お互い催眠をかけあう不思議な関係にある女の子の部屋へ「ふたりだけの、ヒトにいえない秘密の遊び」をするためにお邪魔します。

いや要するに催眠掛けてもらいに行くんだけど。それ自体は他の作品と何も変わらない構成なんだけど。

これがまた見事にリアルな他愛ないおしゃべりではじまり、設定にも一切のムリヤリ感がないのが素晴らしい。演技くささを徹底的に排除した声優さんの技量も相まって、現実に催眠をかけあうフレンドがいたら、まさしくこういう感じであろうというところのド真ん中を目指した作品になっているのではないでしょうか。

「あなた」と「彼女」は恋人ではないようですが、お互い本当に信頼しあっていることが導入部で感じられ、なんだかニヤニヤさせられつつ、ごく自然体のまま、さもいつものことのように催眠へと誘導させられます。気づけば彼女に全幅の信頼を預けてしまっている自分がいます。これがラポールか。対面での催眠を意識したつくり、というのも頷けます。

プレイ内容はセルフ・ドライともに至極ノーマルでしたが、試聴中の信頼感、安心感、となりにいる感は最近の作品の中でも群を抜いたものを感じました。

あー、こんな子ほんとにいないの?ざんねん。