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シナリオは突っ込みどころ満載で最初のうちは「え、これで終わり……?」なエンディングが多いです。
和洋中が混在する独特の雰囲気は好みが分かれそうですし、軍人ものとして見た時「こんなんでいいの?」と思ってしまう部分もかなりあります。
スチルはクオリティにムラがあり、とても良い絵もあるんですが、あれ?って感じの物も結構あります。
キャストはとても上手く素敵な声の方ばかりですが、主人公のさくらだけは慣れるのに時間がかかりました。

そんな感じで手放しには薦めづらいのですが、私は最終的にかなりハマりました。
進めていくにつれ一人ひとりのキャラの魅力がわかっていったし、さくらとの関係性がそれぞれ違っていてどれも萌えます。
当初はわがままで生意気な子供でしかないさくらが次第に成長していくのも感動的です。
エロもマニアックなシチュがちらほらあって楽しかったです。
ただ、攻略対象(攻め)の受けシーンが割と多いのは注意点かもしれません。
個人的にはとても好みで、テンション上がりました。
シナリオも最後に見られる真相的なルートは大団円で、満足出来ました。
どうせならコンプリートまでプレイするのがオススメです。