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1998年13cmから発売されたアダルトゲームのAndroid移植版。
選択肢によってルートが変わる、オーソドックスなノベルゲームです。
ヒロインは5人。主人公以外ボイスあり。
主人公の名前を変更可能。(読み上げはないですが)

テキストの表示方法には「タップモード」と「フリックモード」の二種類があり、前者はCGを隠さずにテキストウィンドウに3～4行の文章が表示されるタイプ。(縦書き、横書き、上下左右をカスタマイズ可能。)
後者は画面を埋め尽くす文章(かまい○ちの夜みたいな感じ)をフリックで読み進めるタイプ。(こちらも縦書きと横書きを選択可能。)
フリックモードだとボイスが再生できないのでタップモードに戻る必要がありますが(読みたい文章をタップすればそこに戻れます)、地の文が多めなのでそこまで煩わしさは無いと思います。
文字サイズなども結構細かくカスタマイズできるのでスマートフォンの小さい画面でも読み苦しくないと思います。
回想モード完備、サウンドトラックもあり。セーブファイルは50。

モノローグが多めの作風で、監禁する主人公の心理と監禁されるヒロインの心理を交互に描いているのですが、文章が上手いので両方の心情が痛いくらい理解できます。
奇ゲーとして有名で物見遊山で買ったのですが、終わった頃には今作を心から好きになっている自分がいました。
私としてはメインヒロインの蒲乃菜ちゃんが萌えでした。