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「腐り姫」 的鑒賞

またひとり、消えていく

2019年09月19日   ALeForD 先生/女士

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評論選擇的類別：

どういう人生を生きれば、こういうシナリオが書けるのか。

知る人ぞ知る傑作です。
この作品の良さは、総合力であると思います。シナリオについてもそうですが、特徴的なタッチの絵、もの悲しい音楽、クセの強いゲームシステム。すべてがこの作品を形作るのに役立っています。ほんとにすごい。

この作品で特に考えさせられるのが、「何をもって死とするか」ではないだろうか。姿が残れば生きているのか、目に見えなければ死んでいるのか。そういったことを考えさせられる凄まじい作品だと思う。
ただ、ラストがなぁ…。

他では味わえない雰囲気を得られる傑作です。じっくり考えたいときにするゲームとしていかがでしょうか。

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緣由*